ここではスタンダードコースの商標登録出願の具体的な流れを説明します。

スタンダドコースは、初めて商標出願される方や、ハウスマーク（「商標の用途による分類」を参照）などで商品／サービスの指定が複雑になる場合などに適した形態です。

スタンダードコースの出願・登録費用はこちらから。

１．商標登録出願フォームへの記載

下記の「お問合せフォーム」に「商標登録出願を検討しているので、説明してほしい」程度を記載して送信して下さい。

もし、ご質問事項やご相談事項がございましたら、その内容を記載して送信して下さい。

送信して頂きますと、サンクスメールが自動配信されます。

2.依頼内容の確認

(1)弊所で送信内容を確認させて頂き、担当弁理士から、お客様のご希望をお伺いするためのメールをお送りいたします。

(2)お客様は分る範囲でご回答いただきましたら、再度検討の上、弊社の担当弁理士からメールでご質問や、お客様からのご質問・ご相談のご回答をさせていただきます。

(3)(2)のメールのやり取りを繰り返すことにより、出願を希望される商標の「商標（マーク）」と「商品／サービス（役務)」を明確化します。

商標出願の場合は、まず、そういうケースはないと思いますが、どうしてもメールのやり取りだけでは、「商標（マーク）」と「商品／サービス（役務)」を特定できない場合は、テレビ会議によるお打ち合わせを行うこともできます。

3.簡易商標調査

担当弁理士が、お客様と特定した商標（マーク）と商品／サービス（役務）に基づき、先行の商標の有無や他の登録要件などの商標調査を実施します。

商標調査の結果、商標登録可能性を4段階に評価した「商標調査報告書」を作成します。

調査は、お客様ご指定の商品／サービス（役務）の区分よりも若干広めの範囲で実施し、商標の類否判断を行います。その後、ご指定の商品／サービス（役務）及び類似群コードを特定し、先行商標の指定商品／サービス（役務）との類否判断を行います。

お客様は、出願の可否や、商標又は商品／サービス（役務）等の変更の有無の判断に、この商標調査報告書をご利用していただけます。

商標調査報告書

4.出願するかどうかのご判断

「商標調査報告書」によりお客様に出願するかどうかのご判断をいただきます。

出願されない場合

もし、出願されない場合は、その旨メールで弊所へご連絡を頂きますようお願いします。

3ヶ月を経過してもご出願の連絡がない場合は、出願されいものと判断いたします。

出願されない場合は、以前にも登録の可能性があるのに出願されなかった等の特別な事情がある場合を除いて、費用はかかりませんのでご安心下さい。

出願される場合

出願を希望される場合は、出願時の費用（1区分の場合27,000円）をお支払頂きますと弊所で申請書類を作成します。

■申請書類は確認のためお客様にメールで送付します。

■お客様の確認後、特許庁に電子申請を行います。

■商標出願番号等特許庁受付内容をメールでお客様に送付します。

■1ヶ月程度で、出願内容が公開されます。

審査

出願状況によりますが、審査には9月程度（ファストトラックの場合6ヶ月程度）かかるものと思われます。

出願時に拒絶にならないように相当注意しても、5～10％は拒絶査定になる場合があります。

その場合には、まず「拒絶の理由通知」が弊所に届きますので、メールでその旨をお知らせし、対応次第では拒絶理由が解消できることがありますので、お客様とよくご相談させていただきます。

簡易なものは無料で対応させていただきますが、複雑な対応が必要な場合は手数料が必要となることがあります。この場合、お客様に費用を提示して、お客様のご判断を仰ぎます。

残念ながら、拒絶査定がされた場合でも、出願時の費用（1区分の場合27,000円）は、弊所に重大な過失がある場合を除き、ご返金できませんので、あらかじめご了承頂きますようお願いいたします。

登録

無事登録査定された場合、お客様に請求書（1区分10年の場合、弊所手数料15,000円、特許庁登録料28,2000円）を送付し、ご入金確認後、弊所が特許庁に登録料を納付します。

登録料納付後1ヶ月程度で「商標登録証」が弊所に届きますので、これをお客様に郵送します。

お問合わせフォーム

下記に「商標登録出願を検討しているので、説明してほしい」程度を記載して送信して下さい。